●消防活動が困難な空間における消防活動支援情報システム・通信システム公開実験(2004年3月18日)
総務省消防庁の委員会による通信システムの平成15年度開発成果が、独立行政法人消防研究所(東京都三鷹市)で公開されました。PHSと無線LANを組み合わせた新しい消防無線システムや、火災報知器の電話線を流用したLAN(VDSL)などの新しい試みが披露されました。
●広域巨大災害における情報通信に関する講演会(2004年2月2日)
総務省近畿総合通信局と近畿地方非常通信協議会が共催する講演会が、大阪市のIMPホールで開催され、併設の技術展示において、「マルチホップ無線LANによる次世代消防無線システム」の展示を行いました。
●大都市大震災軽減化特別プロジェクト国際シンポジウム(2004年1月22-23日)
文部科学省とNPO国際レスキューシステム研究機構が共催する研究開発プロジェクトの国際シンポジウムが、東京都調布市の電気通信大学で開催され、「無線タグを用いた非常時情報伝送システム」の研究開発状況を報告しました。
●災害映像情報の効果的活用に係る検討懇談会(2003年12月8日第1回会合)
災害現場の映像を簡易に収集・伝送する方式の検討などを行う、総務省消防庁(防災情報室)の標記懇談会に、委員として参加することになり、総務省消防庁内(中央合同庁舎3階)に整備されたばかりの「消防防災・危機管理センター」での会合に出席しました。
●2003東京国際消防防災展(2003年11月20-23日)
東京消防庁他が主催する数年に1度の大イベント「東京国際消防防災展」(東京晴海・東京ビッグサイト)に、非常時防災通信システムなどの研究を紹介するブースを出展しました。
●CEATEC JAPAN 2003(2003年10月9日)
アジア最大級の通信・情報・映像の総合展示会「CEATEC JAPAN 2003」(幕張メッセ)で、「人と人を結び、豊かさを支える技術」について講演し、無線タグを防災に応用する世の中の技術動向を紹介しました。
●第5回自動認識総合展(Auto-ID EXPO)
2003年9月10日から12日まで東京ビッグサイトで開催された、電子タグ(RFID)、バーコード、ICカード、生体認証(バイオメトリックス)などの技術展示会において、電子タグの社会導入事例として、「無線タグを用いた非常時情報伝送システム」がパネルで紹介されました。
●消防活動が困難な空間における消防活動支援情報システムの開発検討会(2003年8月5日)
総務省消防庁(特殊災害室)が財団法人日本消防設備安全センターに委託して開発を進めている、消防隊員の位置特定システムの開発検討会に、平成15年度から委員として参加し、無線タグを位置特定の補正に使うための技術開発などに専門家の立場から参画することになりました。
●レスキューロボット・デモンストレーション2003
2003年6月24日、「文部科学省 大都市大震災軽減化特別プロジェクト(レスキューロボット等の高度な次世代防災インフラ構築)」の研究開発成果を公開するイベントが、神奈川県川崎市の国際レスキューシステム研究機構で開催されました。多数の救助用ロボットの展示と共に、無線タグを用いた被災地情報収集システムの研究開発成果をパネルで紹介しました。
●広域巨大災害における情報通信の在り方に関する調査研究会―津波災害時における緊急情報の伝達―
2003年6月24日、総務省近畿総合通信局が主催する標記研究会に委員として出席し、近い将来に発生が予測されている東南海・南海地震に伴う津波災害に備えた防災通信のあり方の検討に参画することになりました。また作業部会長として、研究会の報告書をとりまとめる作業の責任者となりました。
●関東地方非常通信協議会 平成15年度総会 講演会
2003年5月21日、関東地方非常通信協議会の平成15年度総会に講演者として招かれ、中央省庁、都県市町村自治体防災担当者、全国消防長会、通信放送事業者などの関係者に、非常時・防災通信技術の最近の研究動向を1時間に渡って紹介しました。