トピックス(防災減災関連)2006年度


●Mobile Response 2007(2007年2月22日)

ドイツ連邦共和国・ザンクトアウグスティンのフラウンホーファ研究所で開催された、International Workshop on Mobile Information Technology for Emergency Response に参加し、“Hybrid radio frequency identi-fication system for use in disaster relief” の演題で発表しました(アジアから唯一の発表)。同ワークショップは、救急、救助、消防、防災機関用のモバイルシステム、ウェアラブルコンピュータ、データ処理技術等に特化した会議で、EU諸国における研究開発成果が数多く発表されていました。

Mobile Response のサイト
Mobile Response 2007

●産経新聞にコメント掲載

産経新聞2007年2月20日朝刊17面に掲載された「消える公衆電話 防災関係者 懸念の声 “災害時の命綱”」の中で、「公衆電話の減少は災害時の通信の脆弱性につながる。高齢者を中心に携帯電話を使っていない方もまだ多い。国が音頭を取って(公衆電話の)今後のあり方を考えた方がいい。」とコメントしました。

産経新聞2007.2.20

●第2回全国消防救助救急研究会(2007年2月4日)

東京消防庁第8消防方面本部立川訓練場において開催された、消防隊員や救急救命士等を対象とした研究会において、無線タグの防災応用システムをデモンストレーションしました。

第2回全国消防救助救急研究会

●震災対策技術展(2007年2月1-2日)

パシフィコ横浜で開催された展示会に、災害時に役立つICT等の紹介をする出展をしました。

震災対策技術展のサイト
震災対策技術展 震災対策技術展 震災対策技術展

●災害・危機管理ICTシンポジウム(2007年2月1日)

災害対策と危機管理のためのICT(情報通信技術)のテーマで開催されたシンポジウムにおいて、災害対策機関の視点に関するパネルディスカッションに登壇し議論に参加しました。

「災害・危機管理ICTシンポジウム」の開催(SCATフォーラム情報提供サービス No.07004)
災害・危機管理ICTシンポジウム 災害・危機管理ICTシンポジウム 災害・危機管理ICTシンポジウム

●テクニカルショウヨコハマ2007(2007年1月31日-2月3日)

パシフィコ横浜で開催された技術見本市に、無線タグの防災応用システムを出展しました。

テクニカルショウヨコハマのサイト
出展団体の「NICTインキュベーションズ」のサイト
テクニカルショウヨコハマ2007 テクニカルショウヨコハマ2007

●大都市大震災軽減化特別プロジェクト総括シンポジウム併設デモンストレーション(2006年12月21-22日)

文部科学省による委託研究プロジェクト「大都市大震災軽減化特別プロジェクト」の5年間を総括するシンポジウムが東京国際フォーラムで開催され、近くの明治安田生命ビルで行われた併設デモンストレーションにおいて、無線タグによる防災応用システムなどを出展しました。

シンポジウムのご案内(防災科学技術研究所)
IRSによるレスキューロボットデモ公開(ROBOT Watch 2006年12月22日)
大大特総括シンポジウム「レスキューロボット等次世代防災基盤技術の開発」レポート(ROBOT Watch 2006年12月25日)
大都市大震災軽減化特別プロジェクト総括シンポジウム併設デモンストレーション 大都市大震災軽減化特別プロジェクト総括シンポジウム併設デモンストレーション 大都市大震災軽減化特別プロジェクト総括シンポジウム併設デモンストレーション

●関東総合通信局実証実験への参加(2006年12月16日)

総務省関東総合通信局の「首都圏直下地震発生時の帰宅困難者等の避難誘導に資するアドホック無線ネットワークの構築に関する調査検討会」が、12月16日に、渋谷区役所を拠点とする公開実証実験を行い、その中で、被災情報収集用無線アドホックネットワーク中継装置(レスキューコミュニケータ)を展示、説明し、実際のバス停に設置して動作を公開しました。

調査検討会の開催について(関東総合通信局 2006年7月6日報道発表)
実地試験の開催について(関東総合通信局 2006年11月14日報道発表)
関東総合通信局実証実験 関東総合通信局実証実験 関東総合通信局実証実験 関東総合通信局実証実験

●シンポジウム「IT社会応用 〜災害時の安心・安全〜」 (2006年11月27日)

秋葉原コンベンションセンターで開催されたシンポジウムにおいて、「電子タグを利用した測位と安全・安心の確保」の演題で講演しました。

シンポジウムのご案内(SCATフォーラム情報提供サービス No.06075)
IT社会応用 〜災害時の安心・安全〜

●レスキューロボットデモンストレーション出展と想定訓練 (2006年11月23日)

神戸国際展示場において、レスキューロボットのデモンストレーションが行われ、無線タグを用いた被災情報収集システムを出展しました。またNPO国際レスキューシステム研究機構の倒壊家屋実験施設において想定訓練が行われ、被災者をレスキューロボットによって探索して救出した後に、救出済を示す建物タグと、被災者の症状に応じたトリアージタグを付けて情報共有するデモを披露しました。

レスキューロボットデモンストレーション出展と想定訓練 レスキューロボットデモンストレーション出展と想定訓練 レスキューロボットデモンストレーション出展と想定訓練 レスキューロボットデモンストレーション出展と想定訓練

●川崎駅地下街における出展と想定訓練(2006年11月5日)

JR川崎駅地下街において、レスキューロボットのデモンストレーションが行われ、無線タグを用いた被災情報収集システムを出展しました。また地下街営業時間終了後の深夜に、川崎市消防本部と合同による想定訓練が行われ、被災者をレスキューロボットによって探索して救出した後に、被災者の症状に応じたトリアージタグ(赤:重症, 黄:中症, 緑:軽症)を付けて情報共有するデモを披露しました。

川崎駅地下街における出展と想定訓練 川崎駅地下街における出展と想定訓練 川崎駅地下街における出展と想定訓練 川崎駅地下街における出展と想定訓練

●地域ICT未来フェスタ2006inにいがた(2006年10月27-29日)

新潟市の朱鷺メッセで開催されたイベントに、無線タグによる防災応用システムなどを出展し、また地元の長岡技術科学大学によるレスキューロボットデモの特別出展対応をしました。

地域ICT未来フェスタ2006inにいがたのサイト
地域ICT未来フェスタ2006inにいがた 地域ICT未来フェスタ2006inにいがた 地域ICT未来フェスタ2006inにいがた

●危機管理産業展2006 (2006年10月24-26日)

東京ビッグサイトで開催された展示会に、無線タグによる防災応用システムなどを出展しました。

危機管理産業展のサイト
防犯、防災、リスク管理をテーマにした「危機管理産業展2006」開催中(ROBOT Watch 2006年10月25日)
危機管理産業展2006 危機管理産業展2006 危機管理産業展2006

●国際フロンティア産業メッセ2006(2006年10月4-5日)

神戸国際展示場で開催された先端技術見本市に、無線タグの防災応用システムを出展しました。

国際フロンティア産業メッセ2006のサイト
出展団体の「NICTインキュベーションズ」のサイト
国際フロンティア産業メッセ2006 国際フロンティア産業メッセ2006 国際フロンティア産業メッセ2006

●JICA国際緊急援助隊訓練におけるデモンストレーション(2006年10月4日)

兵庫県三木市の兵庫県立広域防災センターで行われた、JICA(国際協力機構)国際緊急援助隊の合宿訓練において、瓦礫に埋まった被災者(ダミー人形)をレスキューロボットによって探索して救出するデモが行われ、その中で、救出後に被災者に付けるトリアージ無線タグ(治療・搬送の優先順位づけのタグ)と、被災建物に貼るハイブリッド無線タグを披露しました。

JICA訓練デモ JICA訓練デモ JICA訓練デモ JICA訓練デモ

●自動認識総合展/AUTO ID セキュリティ EXPO(2006年9月13-15日)

東京ビッグサイトで開催された自動認識技術・機器(バーコード、無線タグ、ICカードなど)の専門展示会に、無線タグやアドホックネットワークの防災応用システムを出展しました。

自動認識総合展のサイト
自動認識総合展2006 自動認識総合展2006 自動認識総合展2006

●東京都北区上十条5丁目防災訓練における実証実験(2006年9月3日)

昨年に引き続き、地域防災訓練と合同でフィールド実験を行いました。町内の想定被災箇所および実験参加者に、アクティブ型(電池内蔵)とパッシブ型(無電池式)の無線タグを付け、初見の調査者がアクティブタグのビーコンを手がかりにタグを探索し、被災状況(倒壊判定、要救助者数など)を情報収集しつつタグに情報を書き込む実験を行いました。

東京都北区上十条5丁目防災訓練2006 東京都北区上十条5丁目防災訓練2006 東京都北区上十条5丁目防災訓練2006 東京都北区上十条5丁目防災訓練2006

●施設一般公開(2006年7月21-22日)

学校の夏休み中に毎年開催している施設一般公開において、無線タグやアドホックネットワークの防災応用システムの研究を紹介しました。

2006年施設一般公開のご案内
施設一般公開2006

●テクノトランスファー in かわさき2006(2006年7月12-14日)

神奈川県川崎市で開催された先端技術見本市に、無線タグの防災応用システムを出展しました。

テクノトランスファー in かわさきを主催する神奈川県産業貿易振興協会のサイト
出展団体の「NICTインキュベーションズ」のサイト
テクノトランスファー in かわさき2006 テクノトランスファー in かわさき2006

●東京消防庁立川訓練場における想定訓練(第2回)(2006年6月24日)

文科省大都市大震災軽減化特別プロジェクト参加機関が合同で行った、レスキューロボット実験と消防本部との第2回合同想定訓練に参加しました。今回は、地下街におけるNBC(核/生物/化学)テロを想定し、レスキューロボットによる要救助者探索及び危険物除去作業において、ホットゾーン(危険区域)の入口に目印としてタグを取り付けるという用途を実演しました。

ロボットを携えた“国際救助隊”、「IRS-U」の訓練に密着(IT Media 2006年6月27日)
IRS、化学テロを想定したレスキューロボット実証実験(ROBOT Watch 2006年6月27日)
立川訓練場200606 立川訓練場200606 立川訓練場200606 立川訓練場200606
探索ロボットの起動 ホットゾーンへ進入 危険物(スプレー缶)を除去 ホットゾーンの入口にタグを貼付
(→ 後続救急隊が現場の状況をタグから取得)

●東京消防庁立川訓練場における想定訓練(2006年4月22-23日)

文科省大都市大震災軽減化特別プロジェクト参加機関が合同で行った、レスキューロボット実験と消防本部との合同想定訓練に参加しました。同実験では、瓦礫に埋まった被災者(ダミー人形)をレスキューロボットによって探索して救出するという、実際の現場に即したシナリオに基づいて、開発機器が問題なく動作することの検証を行いました。その実験の中で、救出後に被災者に付けるトリアージタグ(治療・搬送の優先順位づけのタグ)と、被災建物に貼るハイブリッドタグが使われ、実際の災害現場に近い環境で本職の消防隊員の救助作業に支障をきたすことなく、無線タグシステムの現場投入が可能なことを確かめました。

IRS、ロボット装備レスキュー部隊「IRS-U」の想定訓練を公開(Impress PC Watch 2006年4月24日)
立川訓練場200604 立川訓練場200604 立川訓練場200604 立川訓練場200604 立川訓練場200604
瓦礫内レスキューロボットの投入 被災者の搬出 被災者にトリアージタグを貼付 被災建物にタグを貼付 調査員が被災状況をタグから収集

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